こんな記事を読みました。『メタリカ、レコードが売れまくりでレコード工場ごと買い取る』
アメリカの人気バンドメタリカが、自分達のリリースしているレコードがあまりにも売れるんでレコード工場を買収したという記事。タイトルそのままですね。
メタリカは2016年のアルバム『Hardwired…To Self-Destruct』だけでレコードが2021年に33万7000枚、そして2022年に38万7000枚も売れているそうです。8年前のアルバムがレコードだけでですよ。すごいですね。
で、新譜の予定もあるので、その需要も見込んでのことみたいですね。
そもそも、アメリカではレコードが人気らしく、CDよりもレコードの方が売り上げ枚数が多いとのこと。2022年のレコード売り上げ枚数は4100万枚、CDは3300万枚とレコードの圧勝です。今時CDを買う理由が少ないてのもあるでしょうけど、それでもレコードが勝るとは驚きです。
一方日本でも空前のレコードブームで、2021年のアナログレコードの生産枚数が191万枚(前年比174%)、2022年が前年比104%、2023年が前年比172%と、倍々ゲームどころじゃない増え方をしているそうです。(参考リンク1、 参考リンク2)
人気の理由としては、若い人たちにはレコードの音が新鮮だったり、限定生産であったり、人気のアーティストがリリースしていたりと色々あるようです。
たしかにボクの周りでもレコードを買っている人がいたりします。ボクも欲しいなとか思ったりします。ただ面倒なんですよね、いちいち盤を載せて針を載せたり、ひっくり返したりするのが。でも若い人たちにはそういうのが新鮮なのかもしれません。ひと手間かけると楽しくなるあれなんでしょうね。
そういえば、筆記具やビンテージバイク、フィルムカメラなども人気ですよね。これからの時代、便利さだけでは計れない、手間がかかっても一味違うモノが人気出るのかもしれませんね。