今日も、作業は控えめ。代わりに、昨日と同じようにプラスメン要塞へ一人ピクニックに出かけた。ピクニックの準備といえば、バーンラムプー市場で一口サイズのドーナツを購入すること。これがまた最高なんだ。ヤングドーナツ好きなら絶対にハマるあの味と食感。
芝生に座り、木陰に包まれる。風が葉っぱを撫でる音に耳を傾けながら、「やっぱりここはいい場所だなぁ」と独りごちる。だけど、ついついスマホを触ってしまう自分がいて、心の中で「ダメだなー」とつぶやく。でも、ふと思った。この「ダメだなー」って思うこと自体が無駄かもしれないって。最近読んでいる「思い込み」や「人生脚本」に関する本を思い出した。あの本が言うように、「ゆっくりする時くらいスマホを触らないべき」というのも、きっと誰かが勝手に決めたルールだ。そう気づくと、不思議と肩の力が抜けた。
しばらくして、チャオプラヤ川の方へ行ってみる。驚いたことに、今日はほとんど風がない。いつも吹いているのが当たり前だと思っていたから、風がないという新鮮さに驚かされた。
このプラスメン要塞、観光地としての魅力は正直ない。でも休憩するには最高の場所だ。お気に入りのスポットになった理由は簡単。木陰の芝生、川の眺め、それに無料のトイレ。これだけで十分に特別だ。そして5バーツで菓子パンを売る駄菓子屋さん。こんな小さな幸せが揃う場所、なかなかない。