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お手軽AIに甘えてたボクが、Stable Diffusionで膝から崩れ落ちた話

画像生成AIを触りはじめて、たぶん3日か4日目。

最初はね、「あ〜これは余裕だな」と思ってた。DALL·EとかChatGPT-4oの画像生成を使ってきたボクとしては、Stable Diffusionもきっとチョロいでしょ、なんて。まるで、既読スルーされない優しい友だちとばっかり付き合ってた人が、急に塩対応のツンデレに出会ったような気分だった。

現実は違った。
画像の中にちょっと小物でも入れようものなら、もう地獄。
「これはリモコンです」って言っても、結果出てくるのは…ナニコレ?ナイフ?キャンディ?それとも未知の生命体?という謎の物体。しかもそれを大きく描かせようとすると、今度は輪郭が崩れてボディがのびのびに。まるでラップで包んだつもりが爆発して広がったおにぎりみたいな状態。

ネットにあふれる「AIで描きました!」なイラストって、魔法みたいに見えるけど、あれはきっと本当に魔法なんだなと思い知った。というか、あれを操ってる人はもうAI使いというより仙人。描ける人が異次元すぎて、ボクのはるか上を飛んでいる。

そんなわけで、ボクが夢見ていたLINEスタンプ制作やSUZURIでのオリジナルグッズ販売は…しばらくはおあずけになりそう。
まあ、焦ってもしょうがない。育てた盆栽がある日突然しゃべり出すくらいのペースで、のんびりやっていこう。

で、話は変わるけど、「せどり」もボクの中では今アツい。
セラーリサーチっていうのをすると、利益が出そうな商品が次々に出てくる。って言っても、全部手作業なんだけどね。自動で芋づる式に…なんて言いながら、その芋づるを引っ張る手がもげそうになってる毎日。地味だし疲れるけど、これもコツコツやるしかない。

砂漠でしゃがみこんで、小さな砂金を一粒ずつ探すような感じ。
汗は出るし、目もチカチカするし、なんなら気も遠くなるけど、続けた先に「おっ」と思える瞬間があるから不思議。そういうのを夢見て、今日もマウス片手に画像AIとせどりと格闘してるボク。

なんだかんだで、悪くない。