ほいほいほーいって言ったら描いてくれるChatGPTのすごさ

土曜日って、なんでこんなにゆっくり流れるんだろう。やることがないから退屈〜ってわけでもないのに、なんとなく一日が長い。不思議と心がふにゃっと緩んでる。ストーブの前でうとうとする猫みたいに、時間も気持ちも伸びている土曜日。

そんなのんびりモード全開の昨日、ボクは一日中Stable Diffusionっていう画像生成AIと、ChatGPTの画像生成をいじくっていた。いじくるっていうより、もう格闘だったかもしれない。特にStable Diffusion。あれは一筋縄ではいかない。ハッキリ言って、思ってたんと違う。

たとえば「椅子の上にリンゴ」ってお願いするだけなのに、出てくる画像はたいてい謎。リンゴが浮いてたり、椅子の背もたれにめり込んでたり、そもそもリンゴがいなかったりする。どこ行った、リンゴ。呼びかけても返事のない果物。しかもリンゴの主張が強すぎて、白い椅子まで赤く染まってくる。椅子の気持ちも聞いてあげて。

で、ここでChatGPTの登場。こっちは、なんていうか、和菓子職人のような正確さ。日本語で「あーして」「こーして」って言うだけで、あっという間にいい感じにしてくれる。もう惚れる。ボクの雑な希望も、きちんと形にしてくれるから、なんだか自分までしっかりした人間になった気がする。気のせいだけど。

あと昨日は、またしてもイラスト練習を始めた。これまで5回チャレンジして、全敗の3日坊主。そろそろ自分の中で伝説化してきた。けど最近は「また3日でやめたらどうしよう」って焦るんじゃなくて、「まぁまたやめてもいっか、それでも描いてみよ」って気楽になってる。自転車に補助輪つけっぱなしで走ってる子どもみたいな気分。今回は、何日続くんだろうね。

のんびりしてて、でもなんだか満ち足りた土曜日だった。