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上島竜兵とカート・コバーンが重なって見えるってハナシ

2023/05/09

上島竜兵さんの自殺が世間に与えたインパクト

今日Googleトレンドの過去12か月の検索クエリの増加率ランキング上位を見ていたら、上島竜兵さんの名前がありました。

順位としては国民的関心事の『全国旅行支援』『WBC』や人類のこれからを変えてしまうと言われる『Chat GPT』に次ぐ5位です。

上島竜兵さんの自殺は、それだけ多くの人に衝撃を与えた出来事でした。もちろん僕も物凄く驚きました。

理由は自殺とは無縁の人だと思っていたから。テレビで見る上島竜兵さんはいつも人を笑わせる側で楽しませる側だったから。これ、多くの人が同じ感想だと思います。

カートコバーンの遺書

それからずいぶんと時間が経った今日、頭に浮かんだのはカートコバーンの遺書。

以下はカート・コバーンの遺書を和訳したものの一部です。

ステージ裏に戻って、ライトがすべて消え後、熱狂的な聴衆の絶叫をもってしても、聴衆の愛と崇拝を喜び楽しんでいたフレディマーキュリーが感じたように喜び楽しみを感じることはできなかった。フレディマーキュリーみたいにできるのは本当に立派だし羨ましいと思う。

自分だってみんなに嘘をつくの嫌だ。ただの一人も騙したくない。自分が考える最も重い罪とは、100%楽しいのだと嘘をつき、ふりをして、人を騙すこと。

時々ステージに出て行く前にタイムカードでも押しているかのような気分にかられていたんだ。

出典:カートコバーンの遺書を詠む 和訳

カートコバーンというのは、90年代当時に世界で最も人気のあったロックバンドで当時の音楽シーンを変え、ファッションシーンも変えた人。

フレディーマキュリーというのはイギリスの伝説的ロックバンド、QUEENのボーカリストです。

カートコバーンと上島竜兵の共通点(ボクの勝手な視点)

遺書の中でカートコバーンは、音楽に対する情熱を失い、大勢の観客の前で自分は音楽を楽しんでいると演じていることに罪悪感を感じていることや、仕事として音楽をプレイしていることの苦しさも書いていました。

 もしかしたら上島竜兵さんもこうだったのかなって。お笑いをすることに疲れていたのかなって。

メディアを通して僕が見ていた二人の姿から受ける印象は違うタイプだし、もちろん勝手な想像なんですが。