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バラナシで見つけた“美味しい嘘”とインフルエンサーの真実

今日のボクは、ちょっと愚痴モードだ。新しい街に着くたびに悩むのが「どこでご飯を食べるか」問題。これ、インドのバラナシに限った話じゃない。前回のコルカタ、その前のバンコクでも同じだったけど、案外飲食店って少ないんだよね。いや、日本の方が絶対多いって。だから余計に悩むんだ。特に、ここバラナシは数が少ない。ほんと困る。

それでさ、インフルエンサーやらブログの情報を頼りに店を選ぶわけだけど、これがまぁ美味しくないことが多い。たとえば、日本料理店。いろんな人が紹介してて「日本人がやってます!」なんて書いてあるけど、実際に調理してるのはインド人なんだよね。接客や配膳とかは日本人なんだけど。で、最初行ったときカツ丼を頼んだんだけど、これが「なんじゃこりゃ」レベル。黒焦げのとんかつが乗ってるの。そして味噌汁までもがまずい。でも他のメニューが気になったし、この日たまたま不味かったのかな?って別の日に親子丼を食べてみたけど、これまたダメ。いや、むしろクソ不味い。こっちが反応に困るくらい。

でも驚くのが、店内にいた他の日本人たち。「いやー、美味いっすね!完璧です!」なんて褒めてる。…いやいや、嘘つけよ!お前さ、盛大に残してんじゃん、って心の中でツッコむ。

さらに、これもよくあるんだけど、いろんなインフルエンサーが絶賛してる某食堂もイマイチなんだよね。不味くはないけど、美味しくもない。ただ、ベジエリアであるバラナシで肉料理が食べられるってだけ。いや、だからって「美味い」とか言うなよ、って話で。

インフルエンサーなんて結局は「有名になったもん勝ち」だよね。稼ぐ系も含めてさ。ボクも情報発信してるけど、嘘はつけないタイプだから、いつもネタに困る。そりゃあ、誰かが紹介したところを別の人がまた紹介する流れになるんだろうけどさ、美味しくないところを美味しいなんて紹介するのはやめてほしい。

ま、実際その情報を信じて足を運ぶ人なんて1%もいないんだろうけど。でも確実に、その1%の信頼は失うよね。逆に言えば、きちんとした情報発信をしていれば、その1%からの信用を得られるってこと。濃いファンを作るには、その1%を大事にするしかないんだなぁ。

それにしても、本当に美味しいご飯が恋しい。バラナシの夜。

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