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初売上のご祝儀みたいな朝と、セラーリサーチの小さな光明

久しぶりに、心の中のガチャガチャが「カラン」と鳴った。

ここ最近、Amazonアソシエイトの新しいアカウントを作ろうとして周辺作業を頑張っていた。あっちをいじってはこっちを直し、まるで昔のテレビのアンテナ調整みたいな作業をしていた。あの頃のテレビは、ちょっと触っただけで画面がザザザッてなったもんだ。

で、昨日やっとアカウントが完成。達成感と疲労の間でダラッと眠りに落ちたんだけど、今朝、目を覚ましてスマホを見たら、まさかの「売れました」通知が2件も。まだ一個も売れない覚悟をしていたボクの心に、小さな豆電球がポンと点いた気がした。あと一個売れれば審査開始。なんだか新年度の通信簿に「よくできました」ってスタンプを押されたような気分だった。

とはいえ、浮かれてばかりもいられない。

最近せどりの方は、セラーリサーチってやつをやっている。これがまた、前は砂漠で金属探知機を振り回すような感じだったのに、今はなぜか、ぽこぽこ「利益商品」ってやつが見つかる。まるでボクの中の探知機が、ようやく日本語を覚えたような感覚。ひょっとして、ボク、レベルアップしたのかもしれない。

でもね、カートが取れるかどうかは、また別の話で。

最近のAmazonは、どこの掲示板を見ても「初心者には半年カート取れません」なんて文字が踊っている。まるで鬼ごっこで鬼になったのに、誰も捕まえてくれないような、そんなやるせなさがある。

でもまあ、あせってもしょうがないし。気長にいくしかない。

季節はちょうど、麦茶がそろそろおいしくなってくる頃。ボクはボクで、今日もマウスをカチカチ言わせながら、未来のカートを目指して歩いていく。ゆるゆると。