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日曜の昼下がりにFXをつまみつつ、インスタの神様に呼ばれた僕

日曜って、たまにポケットの中でクシャッとなったレシートみたいな存在になる。使い道がなさそうで、でもよく見たら大事なメモが書いてあったりする。昨日は、まさにそんな日だった。

平日はなんだかんだで作業に追われて、頭の中が電子レンジみたいにジリジリしてるけど、日曜だけはスイッチが入らない。かといって予定があるわけでもなくて、冷蔵庫の奥で眠ってるこんにゃくみたいに、取り扱いに困る時間がゴロッと転がっていた。

気づけば、FXの勉強を始めていた。別にやるって決めてたわけじゃない。気まぐれな風が吹いたから、その風に乗っただけ。Notionにちょこちょこと動画を貼りつけて、チャートを眺めてたら、あっという間に2〜3本消化。なんだか、動画たちがパズルのピースみたいにピタッとはまっていく感覚がちょっと気持ちよかった。

あと、最近またインスタを再開した。というか、なんとなく投稿したら某フィーチャーアカウントに取り上げられて、見事に調子に乗った。バナナの皮で滑ったサルみたいに、ノリでそのまま復活三発目。そしたらまたフィーチャー。なんなのこれ、天才なんちゃうん?とひとりで鏡に向かってニヤけた日もあった。

4作品アップして、いくつかのフィーチャーアカウントからコメントやいいね。これはもう、インスタの神様が僕の肩にそっと手を置いたんじゃないかってくらい、なにかが始まってる感じがした。

でもね、そんなウキウキも長くは続かない。すぐにネタが尽きた。アイディアの泉は、麦茶ポットの底に残ったカスみたいになってた。ところが最近、その泉を掘り直す方法を見つけたんだ。

それが、AIとの対話。

命令じゃなくて会話。これが思ってた以上に奥が深い。たとえば、「ネタちょうだい」って言うだけじゃダメで、「こういうの考えてるんだけど、どう思う?」って聞くと、AIがすごくいい感じに返してくれる。まるでお互いにコップの水をちょっとずつ注ぎ合って、ちょうどいい温度のお茶を作っていくような感じ。

ふと思った。人も、これと同じかもしれないなって。

命令してやらせる関係じゃなくて、対話してすり合わせていく関係。それって、最大公約数みたいなものを探す作業。いつかその公約数がどんどん大きくなって、∞になる日が来たら、それはきっとすごいスキルなんだろうなって。

そんなことを、予定もない日曜の夕方に、コンビニのプリンを食べながら考えてた。特にオチもない、でもちょっと大事な日曜日。