“毎日”の威力に気づいた日。働くとは別の積み上げを探す旅

ゴールデンウィークが始まったときのボクは、やる気の炎をメラメラ燃やしていた。まるでバーベキューの炭に火をつけた瞬間のように、ぱちぱち言いながら「作業するぜー」なんて言ってたんだけど、今はすっかり灰のように静かに休んでいる。休みの魔法にかかったモンスターみたいな状態。

とはいえ、昨日はFXの動画をまとめたり、せどりのリサーチしたり、それっぽいことはしていた。あと、せどりツールのコードもちょこっと書いた。うん、振り返るとちょっとは働いてる。あくまで“ちょっと”。メインであるアフィリエイトは、まあ、完全に放置プレイ。メインディッシュを残して前菜だけ食べてるような感じ。

せどりのリサーチに関しては、利益が出そうな商品はちょいちょい見つかる。でも、いまいち「これだ！」っていう流れが見えない。でっかい魚がかかりそうな海に糸を垂らしてるんだけど、釣れるのは小エビばっかり。どうすればもっと釣れるの？誰かそのコツ、教えてください。

でも昨日、ふと思ったんだよね。もし世界一を目指してるとかじゃなければ、勝利って毎日コツコツ積み重ねてれば、ある日ひょっこり訪れるんじゃないかって。誰にも見えない階段を一段ずつ上がっていくようなもの。大きなジャンプより、地味なステップの方が案外近道かもしれない。

「毎日何か積み上げる」って、ほとんどの人がやってない。仕事してる人も多いけど、それってたいてい会社のためで、自分の資産にはならない。消える泡みたいな努力。だから、ボクがやろうとしてる積み重ねは、ちょっと特別なんじゃないかって思ったりもする。

だけどね、ボクもずっと積み続けてるわけじゃない。ふと手を止めてしまう日もあるし、また急に「やらなきゃ！」って思い出す日もある。コツコツが勝つコツって言うけど、それをやり続けるコツが一番難しいんだよな。

あと最近は、ネット掲示板に書き込むのがちょっと億劫になってきた。思ってることを書いても、文脈をすっとばしてレスされると、ふーっとため息が出る。「読めばわかるでしょ？」って思うけど、まあ、悪気があるわけでもないんだろうし、結局「そうだね」と返すしかない。ネットの海では、沈黙も一種の自己防衛。