思い切って、やることを減らした。
ボクの中でパンパンになってた「やりたいことリスト」は、まるで満員電車の中の通勤客。誰かが降りるまで、身動きひとつ取れないような状態だった。
これまで、せどりもLINEスタンプもインスタも、あれこれ手を出してたけど、結局どれも中途半端。集中力はカッターの刃じゃないから、細かく割れば割るほど切れ味がなくなる。
なので、FXとアフィリエイト、あと情報発信。この3つに絞ることにした。平日はこのコアだけ。で、せどり・スタンプ・インスタは「余裕のある週末だけ」に回すことに。
これは、冷蔵庫の中から「今週食べるもの」だけを取り出して、残りは冷凍庫に入れたようなもんだ。
で、驚いたのはこの決断をChatGPTに相談して導き出したってこと。
AIと話してたら、「それ、やること減らした方がいいですね」ってサラッと言われて、「あ、そうだよな」って素直に納得した自分がいた。
今ってもう、「親に相談」とか「友達に相談」とかと同列で、「AIに相談」っていう選択肢があるんだよね。ボクにとってはもはや、ひとりブレスト相手みたいな存在。
ほんと、すごい時代になったなあって思う。
最近、AIで作られたインフルエンサーをSNSで見かけた。パッと見は完全に人間。でも、しゃべらないことがなんか変で、よく見たら「これ、AIの生成映像じゃん」って気づいた。
そのときボクは、湖面に映った月が本物だと思ってた人みたいだった。よく見たら揺れてるし、触れない。なのに最初は本物だと思ってた。そんな錯覚。
たぶんこれから、もっともっと「人間とAIの境界」はぼやけていくんだと思う。
それでも、AIはAI。人間じゃない。だからこそ、「人間にしかできないこと」ってなんだろう、って考える必要があるのかもしれない。たとえば、空気を読むとか、意味もなく笑うとか、そういう非効率なこと。
でも面白いのは、AIと一緒に考えて出した結論が、ちゃんと「自分の意志」になるってこと。自分で考えたって言ってもいいし、AIと一緒に考えたって言ってもいい。むしろ、「AIと決めた」って堂々と言えるのが、これからの情報発信者のスタイルかもしれない。
限られた時間と集中力。
それをどこに使うかって、本当に大事。
だからボクは、
「収益直結のこと」に集中して、
「好きだけど今じゃないこと」は一旦寝かせることにした。
AIに相談して決めたこの戦略、なかなか悪くないと思ってる。
未来はもうすぐそこ。扉の前には、ボクとAIが並んで立ってる。