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あの頃の情熱はどこ行った?モチベ動画に叱られた午後

午前中、何してたっけ……って、思い出すのに1分半くらいかかった。でも、何もしてなかったわけじゃなかった。ボクは虫の眼になって、オリジナルインジケーターのバグとにらめっこしてたんだった。気づけば昼。脳みそは煮詰まり、やる気はお湯で流されたラーメンのスープみたいに薄まってた。

だから、昼すぎには「もう今日はお休みの日ってことでええやろ」って、勝手に旗を下ろしたんだけど、油断した。

インスタをなんとなーく開いたら、流れてきたんだよね。ボクが勝手に“モチベ動画”って呼んでるやつ。普段はスルーするのに、その日は刺さった。ズボッと心臓に。

「数か月前までの情熱を持ったお前はどこ行った?」

……やめろや、いきなりグサッと来るやん。思わず「ハッ」て声に出て、うっかり正座しかけた。あのときのボク、確かにいた。何に取り憑かれてたのかってくらい、寝る間も惜しんでコード書いて、画像作って、文章打ってた。あの頃のボク、どこ行った? たぶん、ソファの隙間とかに落ちてる。

で、思い出したように再起動。午後からは作業を始めた。いや、作業というより方向転換の時間だったかもしれない。

最近、LINEスタンプ作ったり、インスタ育てたり、あれこれ考えてたけど……やっぱり今、本気で取り組むべきは「Xの情報発信アカウント」じゃないかって思い直した。何たって、今月すでに5万円も稼いでくれてるんだ。まだ赤ちゃんアカウントなのに、おこづかいまでくれるなんて、天才児か。

もちろん、LINEスタンプも作りたい。インスタも気になる。FXもせどりも、ついでにアフィリも、全部やりたい。でもこの欲張り具合、まるで食べ放題で欲張って取りすぎた皿の上みたいになってる。時間という胃袋には限界がある。

これはもう、時間の配分を見直さなきゃやってられないな、と思ったわけです。そもそも、疲れてるときは無理に動いてもロクなことがない。だから今後は、「休む勇気」もスケジュールに入れておくことにした。サボりじゃない、これは戦略的休息だ。そう思うことで、罪悪感も中和できる。

そして思いついた。

「週に一回、“情熱チェック日”ってのを作ったらどうだろう?」

たとえば日曜の夜。「今の自分、情熱ある?」って問いかけてみる。
今週一番ワクワクした作業は何だった?
逆に、つい後回しにしたことは?
それらが、数ヶ月後の理想の自分に繋がってるか?

そういうのをじっくり考える時間って、たぶん情熱を育てる肥料みたいなもんなんだろうな。ちゃんと水も光もあげてないのに、「なんで芽が出ないんだ?」って言ってたの、もしかしたらボクだったのかもしれない。

情熱って、時々探しに行かないと、知らないうちに引き出しの奥とかに迷い込んでる。
だから、忘れないためにも、日曜の夜に点検。

そんなこんなで、また今日が始まる。
やる気はゆるやかに再燃中。今日も、ぼちぼち頑張るか。

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