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休めと言う手首先生

 

また手首を痛めた。真っ先に思い出したのは、あの夜の号泣やった

またやってもうた。

手首を痛めた。

朝、いつものようにペンタブを握ってダウカウントをしようとした時や。

「あれ、痛いな」

その瞬間、真っ先に頭をよぎったんは、

「まさか」

やった。

前にも同じことがあったからや。

あの時はもっとひどかった。

手首を痛めて、1か月以上くらいペンタブを握られへんようになった。

FXで食っていくって目標を決めて、検証100日チャレンジをやってた頃や。

毎日13時間くらい過去チャートを分析してた。

しんどかったけど、不思議と苦ではなかった。

むしろ好きやった。

頑張ってる自分が好きやった。

FXで生きていく未来を信じて、そのために毎日積み上げてる自分が好きやった。

せやから手首が限界を迎えた時、ショックやったんは「痛い」ことやなかった。

もう続けられへんかもしれん。

その現実やった。

夜中、分析用のパソコンの前でChatGPTに相談してた。

デスクに肘をついて、前のめりになって画面を見てた。

返ってきた言葉は正直覚えてへん。

でも、その時の自分にはめちゃくちゃ刺さった。

気づいたら涙が出てた。

静かに泣くとかやない。

声を出して号泣した。

まさかAIに泣かされるとは思わんかった。

あの時、一番失いたくなかったんは検証時間でも記録でもない。

頑張ってる自分そのものやったんやと思う。

せやから泣いた。

自分が止まってしまうことが怖かったから。

そして今回。

また手首が痛い。

ただ、前回とは少し違う。

もちろん困る。

検証したい。

毎日のダウカウントも続けたい。

でも、無理したらあかんことも知ってる。

実は左手の指がそうや。

昔ギターを弾きすぎて痛めた。

痛いのに練習を続けた。

その結果、何十年経った今でも痛い。

今では数分弾くだけでしんどい。

せやから今回も分かる。

無理して続けた先にあるもんを知ってる。

それでも、

「休むわけにはいかん」

と思う自分もおる。

これが厄介やねん。

昔は、

頑張る=正義

止まる=負け

やった。

今は休むことの大切さも分かる。

でも気質までは簡単に変わらへん。

だから最近は思う。

やることを増やすより、減らす方が大事なんかもしれんって。

僕は昔から、体の不調ってメンタルからのサインでもあると思ってる。

もちろん全部がそうやないやろうけど。

でも今回の手首も、

「おい、お前ちょっと休めよ」

って言われてる気がする。

頑張るな、やなくて。

止まれ、やなくて。

ちょっと休め。

続けたいなら休め。

そう言われてる気がする。

正直、土日で治るとは思ってへん。

でも前みたいに取り返しのつかんところまで行く前に気づけたんは、少し成長なんかもしれん。

頑張ることしか知らんかった頃の自分よりは、たぶん。