ここでの日記も、そろそろエンディングテーマが流れ出しそうな気配だ。
理由はちゃんとあって、新しい場所で、また別の「日記帳」を開いたからだ。ノートの表紙がネット越しに光ってる。
でもさ、人間って妙にノスタルジーに弱い。新しいノートを開いた瞬間に、古いノートのページをめくって、「やっぱりこっちの紙のにおいが好きだなあ」なんて言い出す始末。
新しい日記は、ちょっとだけ小銭の匂いがする。アフィリエイトっていう、言ってみれば「感想文にスポンサーがつく」みたいな仕組みを夢見て始めてみた。でも実際には、思ってるより自由じゃない。
書きたいことの8割が、グーグルのご機嫌取りに消えていく感じ。たとえるなら、熱々のたこ焼きにソースかけるのを我慢しながら食べるようなものだ。そりゃ味はするけど、なんか違う。
今日はもう、その“ビジネス寄り”な日記に書いたから、こっちはおやすみの予定だった。でも、ふとここを開いたら、まるで「まだ閉店じゃないよ」と言われた気がして、つい手が動いた。
こっちはもっと気楽だ。なんでも書けるし、誰にも気を使わない。言ってみれば、「カップラーメンに卵ぶち込んでソファで食べる自由」みたいな感じ。
あっちが外向きのメイクした自分なら、こっちはジャージのままの素のボク。
そう考えると、ここの役割って、まだ終わってない気もする。
日記って「どこに書くか」じゃなくて、「どう過ごしたいか」なのかもしれない。
たとえば、あっちを「人に見せる舞台」だとしたら、こっちは「控室」みたいなもの。むしろ二つあるからこそ、バランス取れてんじゃん?なんて思ったりもする。
カレーと味噌汁、どっちかしか選べない人生なんて、絶対イヤだし。
だから、この日記もまだ残しておこうかな。
せっかくの舞台裏。気を抜いたセリフだって、ちゃんと残しておきたい。
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