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ブレンディ信者がインドに行って絶句した日、本場チャイの罠

最近、曜日感覚が行方不明だ。

気づけば毎日が、ループもののアニメの中に入り込んだみたいな生活。

朝起きて、FXの動画を見て、チャートをにらむ。
手首の奥がジリジリするから、パソコンはなるべく避けてるけど、なんだかんだでまた見ちゃう。
それにしても腱鞘炎って、地味なのに地味に人生を邪魔してくる、そういうやつだと思う。

で、今日も特に何かあったわけじゃないんだけど、
ふと「今日の主役はチャイだったな」って思った。

そう、ボクはチャイが好き。
いや、「好き」っていうより、もはや「信仰」に近いかもしれない。

あれはたしか、インド料理屋さんで出された熱々のチャイがはじまりだった。
最初の一口で「わ、何これ」ってなって、次の一口でもう恋に落ちた。
でも、そこからブレンディのインスタントチャイに出会って、恋は一気に依存に変わった。

だってあれ、甘いんだよ。
優しさを湯気に変えてくる感じ。
冷えた心にジャストミート。ボクの砂糖欲を見抜いたような味。

そして、気づけば「チャイ=ブレンディ」がボクの中で完成していた。
まるで、ビーフシチューといえば家のルーって信じて疑わなかった小学生時代のように。

そんなある日、インドへ旅に出た。
「本場のチャイ、どんなだろ!」ってワクワクして屋台で飲んだ。

……あれ?
……甘くない。

いや、全然甘くないってことはないんだけど、
甘さのメーターが5段階中の2。ブレンディがたぶん6くらいあるとしたら、これは2。

ボクの中の「チャイって甘いものだろ教」が崩壊した瞬間だった。
異国の地で、ボクはブレンディへの愛を再確認したのだ。
やっぱりボクには、日本の甘さがちょうどいい。

あ、ちなみにこの話を今日書いたのは、
ほんとに他に書くことがなかったからです。笑

ということで、また明日。