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1000回練習した先に見える景色、まだ見ぬボクの未来に続く道

毎日が「コピー&ペースト」みたいな日々だ。

FXの勉強、せどりのリサーチ、アフィリエイトの作業。
やることは違っても、どれもこれも似たような動きの繰り返しで、何をしたかすぐ忘れてしまう。
でもまあ、砂粒を積んで山にするには、それしかないんだろう。

そんな朝、久しぶりに「カチッ」と脳のスイッチが入る音がした。
FXのチャートを眺めていたら、ずっと分からなかったことが、スーッと霧が晴れるみたいに見えたんだ。
三角持ち合いからの上抜け。でもそれが即トレンド転換じゃないってこと。
一旦下がって、しかる後にブレイク。それが「本命」だった。

維新の介さんのチャンネルに出てくる各務さんも言ってた。
最初の上抜けでは入らない。大事なのはそのあとのブレイクだって。
今まで何でそう言うのか分からなくて、考えても考えても答えが見えなかった。
でもそれは、「分かってるフリ」をしてたからなんだと思う。

要するに、トレンドラインの突破=トレ転じゃないってこと。
この場合、戻り高値、そこを超えてやっと話が始まる。
そんな初歩的なことが、ボクは分かってなかった。

バーチャルトレードで負け続けたのも当然だよね。
「なんで勝てないんだろう?」って、寝ぐせをつけたまま悩んでた。
でもその答えは、テーブルの上に置き忘れていたような単純なものだった。

分かってるつもりで、分かってなかったこと。
それが今もきっとゴロゴロ転がってる。
タンスの奥の靴下みたいに、探さないと出てこない。

インスタで見た100億トレーダーさんのポストも思い出した。
与沢翼さんが相場で勝てるようになった方法。「教材を5回読んで、100回練習して、それでも足りなければ500回、1000回やる」って言ってた。
まるで呪文のように繰り返された数字に、ボクはため息をついた。
だけどその呪文が魔法を呼ぶのかもしれないとも、思った。

最近は「賢者のデイトレード」さんのFacebookから、解説画像を集めてる。
まるでスタンプラリーみたいな感覚で、今は761枚まで集まった。
最初はフォロワー向けだと思ってたけど、違った。
あれはきっと、自分へのメモ。積み重ねた知識の記録帳。
それをボクは拾い集めてる。まるで落ち葉を一枚ずつ拾う子どもみたいに。

勝ってる人には勝つだけの「理由」がある。
それは才能とか運とかじゃなくて、しつこさとか、泥くささとか、きっとそういうやつだ。

ボクもその泥の中を、今日もまた泳いでいく。
たった1ミリでも前に進めたなら、それは前進。
今日のボクは、ちょっとだけ理解した。
それだけでもう、十分にいい日だったと思う。