この記事では精神科に通うガチメンヘラの僕が変わるために必要だったこと。どう変わったかを日記形式で書いています。
最近の出来事
最近はよく遊びに行く。友達と。
だいたいがご飯食べに行ったり、呑みに行ったり。
その中でも最近のお気に入りが、バーというか立ち飲みというか、そういうお店での呑み。お気に入りの店もあって。
そこで友達と飲んでると、楽しくていつもより飲む量が増える。楽しくなる。そのうち周りの人と話し出す。盛り上がる。
っていうのが最近のパターン。楽しい。
楽しい話だけじゃなくて、会ったばかり名前も知らない誰かから、その人の辛い過去を聞いたりすることもある。
その時僕は
- 「あ、他にもそういう経験した人いるんだ」
- 「僕だけじゃないんだ」
- 「過去にキツイ経験あるけど、今こうやって頑張ってるんだ」
- 「辛いことあったけど、今、みんなも楽しんでるんだ」
とか色々思う。考えるんじゃなくて ”思う”。
こういうのって、盛り上がる店だからならではだと思う。しんみり聞かせられたらしんどいし。盛り上がってる中でサラっと口からこぼれるから流れで聞けるし、僕もそれに続けて「自分もな…」って言えたりする。
で、何が変わったかというと
色んな人と飲みながら話してて、思うこと。楽しい時間が増えた。そして人に対する許容範囲が広がったなって。
楽しければそれでいいよ。
本当にそうだと思う。ただ今を楽しむために必要なこと、要求するものってのは個々人で色々ある、たった今のおかれてる状況や、現状の問題点とか、将来のこととかも。でもま、そういうのはひとまず置いておいて、その場を楽しめるようになった。
で、変わったことって自分では気づいてなかったけど、友達に言われて気付いた。「めっちゃ変わったやん、その考え方」って。
そう、行動も考え方も変わってた。
週末に呑みに行って知らない人と笑い合う。色んな人を受け入れられる。変わった。ま、お酒が入っての話でもあるんだけどね。
ガチメンヘラが変わるために必要だったことは時間
これは『時間』だと思う。本当に、単純に。
通院でも投薬治療でも読書でも自己啓発系でもなく。もちろん全部影響はあったとは思うけど、一番大きかったのは『時間』(僕の場合は一生投薬が必要な病気ではあるんですが)。たぶん8割9割は時間の影響。
長い時間をかけて色んなことを考えて、悩んで、苦しんで、整理して、飲み込んで、消化して、気付いて。ただ膨大な時間が必要だったけど。自分のこと、家族のこと、他人のこと、世の中のこと、病気のこと、お金のこと、色んな事を時間をかけて考えるだけ。その時間が必要だっただけ。もちろん色々なことは奇麗に解決なんてしないけど。
この文章を書いて思い出したのは、20代の頃のバンドメンバーの言葉。その人がオーストラリアにワーホリに行った時に出会った人の話。
そのオージーはもう何年もキノコを食べながら牧場で座って考え事をしているだけの暮らしをしていたらしい。その人はこう言ったらしい。
「でも、これでいいんだ。これが今必要な事だから」
そうだなあって。考えること。この人の場合は変容意識の中で何かを感じたり考えたり思ったりしていたんだと思う。そういうのが必要なこともあると思う。
6-3-3-4で学校に通って卒業して就職して、結婚適齢期で結婚して。そんなことはどうでもよくて、自分には自分の生き方がある。