大谷翔平選手の来年の契約が800億円になるだろうと言われています。
でもこれっておかしいよね、資本主義の歪みだよね?って僕は思うので今回はその点についての話しを。
野球は人の暮らしを豊かにしない
どういうことかと言うと、別に165kmの球を投げられて三振多く奪えたり、ホームランをたくさん打ったからって人々の暮らしを豊かにしたりはしないよねってこと。
別に食卓に並ぶおかずが一品増えたりもしないし、おかずの材料が手に入りやすくなるわけでもない。おかず産業に関わっている人の生産性が高まるわけじゃない。
もちろん、エネルギー問題を解決するわけでも、温暖化問題に解答することもない。
イチロー選手ならグっとガッツポーズをしただけで、発電量が増えたりもしたかもしれないけど、すでに引退してしまってる。
そう、ただ、それを見たいという人からお金をたくさん集められ、組織が儲かるからご褒美が沢山もらえる。
だから資本主義としては正しい。
底辺も人に影響を与えるのは同じ
そしてメジャーリーガーを見て
「僕も頑張ろう」
って気持ちを起こさせて頑張った結果、その人が『生活の潤い』を得たり『報酬を多く』得たりするかもしれない。
それなら、僕のような底辺統合失調症患者を見た人も
「僕も頑張ろう(ああならないように)」
って気持ちを起こさせるモチベーションになると思うんだ。
それなのに、僕にはお金が集まらない。
同じように人に良い影響を与え、暮らしを豊かにする原動力となっているのにも関わらずだ。
これを資本主義の歪みだと言わないでなんと言うのだろう。
マイナースポーツならどうだろう
これ、マイナーなスポーツで突出した選手がいた場合どうだろう。
才能としては1万年に一人の選手だとする。
でも、マイナーだとお金は発生しない。
大谷選手は誰も成し遂げたことのないことをやっているという反論もあるだろう。
じゃギネスブックに載っている記録保持者たちは?
彼らは場合によっては笑われて終わり。
卵が先か鶏が先か
人から尊敬を集めるのは難しい。
お金を稼げるから尊敬されるのか。尊敬されるからお金が稼げるのか。
この辺、組織化して値打ちを創造したMLBや日本の野球機構はすごいと思う。
サッカーも、NFLもNBAも。
ということで、統合失調症の中でもダメな人間を組織化して価値を創造できる人いたら連絡ください。