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現金がキャッシュで一番とか言われたら笑うしかなかった話

現金がキャッシュで一番とか言われたら笑うしかなかった話

火曜日。朝の空気はまだ夢の残り香みたいにふんわりしていて、目を覚ますのにちょうどいい感じだった。 でも、パソコンの電源を入れてちょっと触っただけで、手が「ピキン」と言ってきた。ああ、こいつまだご機嫌ナナメか。そんなわけで、今日も作業はお休み。まるで長めの春休み。 じゃあ、せっか...

検証すればするほど崩れてくFX手法と、痛みを訴えるボクの両の手

検証すればするほど崩れてくFX手法と、痛みを訴えるボクの両の手

月曜日。 気合いだけは富士山のてっぺん級に盛り上がっていた。 「やるぞーっ」と朝から鼻息荒くパソコンの前に座り込んだボクは、まるで戦国時代の武将のように、作業という名の戦に挑んだ。けれど、現代の戦はキーボードとマウスという、あまりに小さな武器で繰り広げられる。 そんな中、午前...

日曜日という名のぬるま湯にひたって布団の海をただよう日

日曜日という名のぬるま湯にひたって布団の海をただよう日

昨日は日曜日。だけど、それは単なる曜日の名前じゃなくて、全力でだらけるための公式免罪符。ボクはその権利をフル活用して、布団の海に沈んでいた。まるで、用事という用事を置き去りにした島流し。お昼すぎに、ようやくまぶたの重りを外して起き上がったのも、FXの動画を見るため。情報という名の...

アフィリかFXか、それともせどりか…悩めるボクの土曜日

アフィリかFXか、それともせどりか…悩めるボクの土曜日

土曜日。 世間的には「休みだ、やったー!」のテンションだけど、ボクの場合は「休みだ。うん、やっぱり。」みたいな感じだった。 いつも通りの、のんびり土曜日。特に何かあったわけでもないけど、それが逆に贅沢なのかもしれない。働きすぎるとネジが取れちゃうし、ボクはロボットじゃないから...

焼肉と領収書がくれたちょっとだけ大人な春の自己肯定感

焼肉と領収書がくれたちょっとだけ大人な春の自己肯定感

焼肉の煙に包まれながら、ボクは少しだけ背筋を伸ばした。というのも、初めて「領収書ください」って言ってみたのだ。あの瞬間のボクは、ちょっぴり背広を着た気分だった。もちろん、実際はマウンテンパーカーにジーパン。だけど、心のポケットには、見えない名刺が一枚入ったような気がした。 その...

再出発のボクに、安すぎる居酒屋と元嫁ちゃんとロックが微笑んだ夜。

再出発のボクに、安すぎる居酒屋と元嫁ちゃんとロックが微笑んだ夜。

今日からアフィリエイト作業に復帰した。ひっさびさのご対面だったもんだから、作業はもう、昔の友達に久しぶりに会ったみたいな気まずさがあった。「えっと…どうやるんだっけ?」ってな具合に、そわそわしながらひとつひとつ確認。頼りは過去のボクが残してくれたメモたち。まるで、昔のボクが今のボ...

インドからネパールでPCが死亡、収入も蒸発した三ヶ月

インドからネパールでPCが死亡、収入も蒸発した三ヶ月

いや〜、気づいたら日記、2ヶ月も放置してた。 前回までの日記に引き続き、その間もボクはアジアをふらふらしてて、特にインドからネパールへの道中が忘れられない。なんてったって、バスがバスじゃなかった。あれはもう、地面に浮かぶ拷問装置。舗装なんて気の迷い、って感じで、椅子から浮く浮く。...

ボクと「金持ちおじさん」の奇妙なガンガーの朝

ボクと「金持ちおじさん」の奇妙なガンガーの朝

バラナシもついに最終日。ボクは早朝、ガンジス川のほとりでチャイをすすりながら、ただボケーっとしていた。この「ボケー」ってやつ、ガンガーでは特に輝きを増す気がする。頭を空っぽにして、静かに川を眺める。空がゆっくりとオレンジ色に染まり、きれいな日の出が顔を出した。最高だ。こんな朝、旅...

旅先での偶然が呼び寄せたネパール行き切符の物語

旅先での偶然が呼び寄せたネパール行き切符の物語

予定変更。急遽、ネパールに行くことにした。 きっかけは、バラナシで知り合った男の子のインスタ投稿。彼、世界一周中らしいんだけど、ちょうど「ネパール着いた!」ってストーリーを上げてたんだ。それを見て、「あ、ボクも行こ」ってなった。 実は日本を出る前からネパール行きを迷ってたんだよね...

金のないヤツとは会話しない?インドらしさ全開の面白キャラ登場

金のないヤツとは会話しない?インドらしさ全開の面白キャラ登場

今日もガンジス川をぶらぶら歩いた。チャイを片手にぼーっと景色を眺める。ただそれだけの時間が、この場所では贅沢になる。ガンジス川沿いはまるで時間が溶けていく川。何も考えず、ただ漂っていた。 しばらく歩いていると、一人のおみやげ物売りのインド人が話しかけてきた。「またか」と思いながら...

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